玉葱の皮は染色に利用することができます。
日本でもなじみの深い玉葱ですが、実は歴史はそれ程昔ではなくて江戸時代後期に伝わり(この時は観賞用)、食用としては明治時代からだといわれています。
染色には、皮を利用します。そのままでも綺麗な黄系色に染まりますが、日光などによる堅牢度は低いので、色を固着させるため媒染を行います。アルミ媒染で濃い黄系色、鉄媒染で緑がかった茶色?というかカーキ色のような色に染まります。
染料として使う皮は料理に使った玉葱の皮をとっておけばいいので、比較的気軽に染色を楽しむことができます。
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皮を煎じた染料液
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染め上がった色(アルミ媒染/焼きミョウバン) 生地:帆布11号