さいかち
 
サイカチ

無数の鋭い棘。
へんてこな形をした莢。
近所の神社にあるずっと名前も知らなかった巨木。

この巨木にはちょっとした秘密が隠されてた。

サイカチ
 

調べてみると、どうやらこのへんてこな形をした莢は、ちぎって水の中で揉むと泡が出てくるようで、なんでも・・石鹸の代わりになるらしいとのこと。
むかしは実際に使われていたこともあったようだ。泡がでるのはサポニンという成分の効果で界面活性作用もあるらしい。アルカリ性の灰汁とは違い、弱酸性なのだそう。

サイカチのさや

と、いうことで早速・・作ってみました。

 

■サイカチのサヤ(中の種も一緒)を4つか5つ。
まずは表面のよごれ(コケなど)を水で洗い流す。

 
■洗ったサイカチを半分、または三等分ぐらいにざっくり切って容器に入れ、サイカチが余裕をもって隠れるぐらいまでお湯を注ぎ一晩浸す。(調べてみたら、お湯や熱湯、水、煮るなど作り方バラバラ)
 
■一晩浸したサヤをそのままの水の中で手で揉む(サヤの内側がぬるりとします)。
※そっと泡がたたないようにやさしく揉む。その場かぎり(一度きり)の場合は全力で泡をたてて洗いたいものを洗う。
 
■既に水は茶色くなっていて、適当に揉むのを止めて他の容器に濾して完成。においはあります。
 
サイカチ 洗剤
 
■手を洗ってみたり、食器を洗ってみたり、床を洗ってみたりしました。
凄い汚れが落ちる!って感じではないですけど悪くはないです。
 
■そのままフタをして容器に入れて保存しておいたらすぐにカビが生えました。
長持ちさせようとアルコールを入れてみようとしたのですが、アルコールが無くてとりあえず焼酎を代わりに入れて様子をみたら、意外にイケました(たぶん)。
 
■そして、他にもサイカチを粉にしてみたり、その粉とタブの木の粉と水とを混ぜこね固形にしたりしてみました。結論、粉にするのが大変。
 
■もし、実践してみようとおもっている方、昔はコレを頭や体を洗うのに使っていたっていう話ですが、なにかあったらマズイので目や口には入れないこと!
 
■もちろん、サイカチで染色も試してみました。
左から帆布・リネン・綿。
上段が焼きみょうばん液、下段が木酢酸鉄液媒染。
全体的に薄いですね。
 
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