■リネン(亜麻)
リネン(亜麻)は亜麻科に属する一年生の草木でフランス北部、東欧諸国、ベルギーのような比較的涼しい地方で多く栽培されている麻です。品質を安定させるため、収穫量が限られているため、他の麻と比べ値段が高めです
一般にリネンとは原料段階の事をフラックス(Flax)と呼んでいて(茎の性状や部位によって異なりますが、植物体の表皮と木質部の間に短繊維が分枝によって数十個連結して網目状の繊維束を形成する原料の段階)そのフラックスをもと作られる糸及び製品の事をリネン(Linen)と呼ぶそうです。

Linenの語源はラテン語名Linum〔亜麻)。
 
リネン生地の特徴

麻と呼ばれるものは天然繊維の中では涼しい繊維と言われていて吸収性に優れています。
また、耐久性にも優れており、水に濡れると強さを増します。
洗濯をすると汚れが落ち易いのも特徴です。

その麻の中で、最もしなやかで柔らかい生地であるリネンは上質なものほどシワになり難く、張りのある質感の生地です。
通気性、吸収性、耐久性もあり、寒い季節は暖かく、暑い季節は涼しく感じます。

また、汚れは最も落ち易いとも言われていて繰り返し洗濯したり使い込むほど柔らかさはいっそう増していきます。
白い生地はさらに白くなるようです。

グラスや食器類を拭く場合には毛羽はつきません。

■洗濯

リネンは洗うほどに柔らかくしなやかに、味わい深くなっていく素材です。
リネンに限らず、他の麻や綿でも洗濯すれば縮みます。リネンだけ特別縮むということはありません、一般的なものです。

ただ、注意していただきたいのは、未加工の原反の場合は洗濯することによって縮んでしまうということです。
IKKOLOではリネンは一度、水に通していますので劇的に縮むことは無いと思います。
また、 混紡の場合(リネン+綿やリネン+ラミーだとかヘンプなど)にも収縮率が違ってきますので縮んでしまうということになってしまいます。注意が必要です。

洗濯するには生地にやさしい手洗いでザブッと洗って、そのままバサッと干して乾かせばいちばん良いです。ただし植物染色を施してしてる生地の場合は陰干しするなどちょっと面倒なところがあります。

洗濯機の場合には、注意していただくことがあります。
裁ちっぱなし状態での生地を洗濯・脱水機にかけてしまった場合、解れた糸が絡まってしまったり、繊維のくずがくっ付いて大変な事になってしまうのでお洗濯は縫製済みのものをして下さい。

IKKOLOでは、染料・顔料を使用しているものがあります。洗濯機は極力避けて手洗いをお願いします。なぜかといいますと洗濯機の金具部分に生地が触れると媒染と一緒で色を変化してしまいます、また他の洗濯物と一緒に洗ってしまうと、色がうつってしまうこともあります(特に白っぽいもの)ので、一緒にしないで下さい。

■脱水

脱水はシワや縮みの原因になる恐れがあります。

出来れば、手で水を切って干していただければいいのですが、かける場合には30秒くらいで軽く。
シワを払って干してください。
植物染色の生地の場合は上記の洗濯にあるように変色・色移りが起こってしまいますので脱水は避けてください。
■乾燥

乾燥機にはかけないで下さい。
リネンは乾燥性抜群なので屋外の自然干しで。

※IKKOLOでは植物染色を施してあるものがあります。染料によって差はありますが、直射日光に弱い色素のものがありますので、基本、植物染色を施してあるものは日陰干しでおねがいします。
アイロンがけ

アイロンをかけると光沢と張りがでます。

完全に乾く前(だいたい、手でさわってしっとり感がするくらい)に織り目に沿ってゆっくりかけて下さい。乾きすぎてしまうとアイロンをかけてもシワがなかなか伸ばせないってことになります。その時は霧をたっぷり吹きかけて下さい。※植物染色の生地には、あて布を必ず敷いて霧をかけずにアイロンをかけてください。
 
 
     
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