染料

橡(クヌギ)

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ブナ科の落葉高木。
橡のほか櫟、柞、椚などとも漢字で表記されます。橡は古くは「つるばみ」とも呼ばれてきました。夏になるとカブトムシやクワガタなどが樹液を求めて集まり、それを目当てに(昔は)少年達が集まってきた人気の木でした。公園に植わっているのをみかけます。

染色には、どんぐりの殻斗を利用します。殻斗とは、どんぐりの帽子の部分ですね、クヌギの帽子はとげとげして特徴があるので見分け易いです。古代より橡染めとして殻斗が用いられてきました。

色はアルミ媒染で黄みがかった肌系色、アルカリ媒染でクリーム色、鉄媒染で青みがかった灰系色に染まります。※染料液の濃度や染める回数で染まる色の濃さも変わってきます。

染料の殻斗は、晩秋から初冬にかけてどんぐりが森や公園に落ちて転がっているので拾い集める。
染料店でも販売している場合もあります。

殻斗を煎じた染料液。黒に近い濃い茶色です。

染め上がった色(アルミ媒染/焼きミョウバン) 生地:帆布11号

染め上がった色(アルカリ媒染/灰汁) 生地:帆布11号

染め上がった色(鉄媒染/木酢酸鉄) 生地:帆布11号

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